<< 学ぶ脳〜ぼんやりにこそ意味がある 虫明元 岩波科学ライブラリー272 | main | 極楽鳥〜魅惑の求愛ダンス ナショナルジオグラフィック >>

怪異古生物考 土屋健・萩野慎諧・久正人

 古今東西の怪異とされる生き物について、古生物学的な観点から妄想をたくましくしてみる本。
 ちょっと前にネットで話題になったマンモスの頭蓋骨からキュプロクスの伝説ができた話や、天狗の爪がメガロドンの歯というネタバレしても問題なさそうな話題から、個人的には新鮮だったぬえや平賀源内が記録した天狗の頭蓋骨の正体まで楽しく妄想をたくましくしていた。
 イラストもリアルなスケッチから怪異の姿まで久正人氏が担当しているため、比較しやすかった。

 昔の人でもわかっている人はわかっている話があって、現代よりも少ない情報から正解をいい当てる知性の鋭さには驚かされた。

 科学者によるコラムや著者の説明文も楽しく知識の幅を広げてくれた。しかし、検索結果汚染の話題には苦笑い。いつまでも流行しているはずもないのに、コンテンツが終わった後も検索結果は汚染されたままで本当にいいのだろうか……。

関連書評
古生物たちのふしぎな世界 土屋健・田中源吾
ビジュアルでわかる地球と人類の46億年史 土屋健・宮崎正勝

怪異古生物考 (生物ミステリー)
怪異古生物考 (生物ミステリー)
賢そうなキュプロクス。著者的に言えば神性強めだな。
カテゴリ:地学 | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 23:11 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sanasen.jugem.jp/trackback/3500
トラックバック