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歴史秘話ヒストリア 戦国武将編二〜直江兼続

 徳川家康すら辞書登録されていないポメラDM100が直江兼続は辞書登録していて、判官贔屓によって生まれた判官を贔屓したくなる現象が生じた。
 つまり雲井龍雄の名声を高めようではないか!
 明治政府許すまじ!浪人の再就職を願っていた雲井たちに対して反乱を疑い、前時代的な拷問を行って多数を死に至らしめ、雲井はわずか27歳で斬首された……「義」の欠片もなかった行為に思える。
 雲井が檄文で批判した薩摩藩も米沢藩とおなじく石高にたいして武士の比率が異常に高い共通点をもっていたのに、ずいぶんと違った姿になったものである。
 雲井龍雄の名前が「雲龍」で出来過ぎていると思ったら、本名は別にあって名乗りだった。まぁ、そうだよね。

 タイトルになっている直江兼続についてはエピソード1の、しかも前半にしか出ていないので、存在感は控えめなのだが後の米沢藩に強い影響を残したことも間違いない。
 リストラ回避策が軍事的な要請からも行われていたことは、彼をリアリストとして再評価させる情報だった。

 それにしても上杉鷹山がすごい。しかし、今の時代は彼の言葉が悪用されそうで気持ちが暗くなる。ブラック企業に義はない。子供を育てられない困窮農家に金がない中、年一両ずつ支給したのも上杉鷹山だと経営者には知ってほしい。
 内陸の米沢藩では鯉が貴重なタンパク源として積極的に養殖されていた話も興味深かった。やはり、いろいろと現代につながっている。

関連書評
その時歴史が動いた「上杉鷹山 ふたたびの財政改革」 NHK

歴史秘話ヒストリア 戦国武将編 二 直江兼続 ただ、人を助けたい 〜兼続と「義」の後継者たち〜 [DVD]
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