<< 赤道 生命の環 東南アジア〜巨木の帝国 NHKエンタープライズ | main | にっぽんスズメ楽園 中野さとる >>

野鳥フィールドノート 水谷高英

 とても美しくわかりやすい野鳥観察のフィールドノート。
 見ているだけで野鳥観察にいった気分になる。また実際に行った人間には当時の状況を詳しく思い出せる優れたツールだと思われる。これほど巧い絵がいきなり描けるはずもないがフィールドノートを残すことのメリットも伝わってきた。

 日本にこれほど多くの鳥がいたことに驚いてしまった。頭では知っていても、フィールドノートは感覚的に訴えてくる。
 この前、山で見かけたよくわからない鳥はアオジのメスっぽい。カワセミの他にヤマセミもいることを知った。
 季節や地理によって本当に多種多様な鳥がいる。旅鳥については「一期一会」の感慨も湧いてくるのであった。

 雑誌に載せたと思われる「スケッチ」は、清書で彩色されている。現地で描かれた鉛筆スケッチも著者の生の感覚が伝わってきて興味深かった。絵がとても巧いことが分かる。
 植物などにも目を配っていて、一時的に借りることのできた著者の視界からみる自然は豊かだった。ただ、年々減っている鳥もいるようで、部分部分では深刻な気分にもさせられた。

関連書評
極楽鳥〜魅惑の求愛ダンス ナショナルジオグラフィック
にっぽんスズメ歳時記 中野さとる

野鳥フィールドノート―スケッチで楽しむバードウォッチング (BIRDER SPECIAL)
野鳥フィールドノート―スケッチで楽しむバードウォッチング (BIRDER SPECIAL)
カテゴリ:写真・イラスト集 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 23:21 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sanasen.jugem.jp/trackback/3514
トラックバック