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発見!恐竜のミイラ フィリップ・ラーズ・マニング

 世間をあっと言わせたハドロサウルス類の恐竜ミイラ発見。その経緯を記した絵本風の一冊。
 ミイラの研究についてはまだまだこれからで、ちょっとデータが出始めているところで話が終わっている。代わりにヘルクリークに生きていた白亜紀の恐竜たちからインタビューを受けて話を終わらせていた。
 ティラノサウルスに天敵を聞いたときの反応に笑った。いつも一定のキャラクターを求められていて大変ですね。

 ハドロサウルスを発見したタイラー少年は当時16歳だったはずなのだが、発掘現場で主力的な仕事をして、自分が呼んだマニング博士とも議論を戦わせている。
 そして化石のクリーニングもやっていた。
 年月の経過が説明されていないので分かりにくいけれど、ミイラの発掘と一緒に古生物学者の卵として成長してきた様子だった。本書が発行された時にはエール大学博士課程とのこと。
 これからもたくさんの発見をしてもらいたい――いや、幸運頼りの発見がなくても、ハドロサウルス発掘でつちかった能力でもって研究成果をあげてもらいたいものである。

関連書評
NHKスペシャル「完全解剖ティラノサウルス」 土屋健
白亜紀の生物・下巻 土屋健 群馬県立自然史博物館監修
サルタサウルスの成長 ダイナソー・プラネット

発見! 恐竜のミイラ
発見! 恐竜のミイラ
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