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耐火物 第70巻 第9号

・特集号「耐火物の分析・評価技術」の発刊にあたって
 これまでに取り上げた分析関係の号をまとめている。こういうのがあると検索性が上がって助かる。

・時々刻々移動する元素の動きを可視化するX線技術の開発
 こんなことが可能とは驚いた。まぁ、赤外線をフィルターでカットしているのは知っていたので、X線も同じことか。改造に専門性はあるものの、改造キットを開発して売る企業があっても良さそう。X線を扱う関係で必要な資格などはあるのかな。この方法による新成果があがってきてほしい。

・レーザー顕微鏡による耐火物の破断面の評価
 顕微鏡なのに焦点がどの面にも合うのはいいなぁ。マーズ・グローバル・サーベイヤーのレーザー高度計で作られた火星地図を思い出した。金星も同じ方法で地図が作られていたか。

・耐火物の熱伝導率測定方法と課題
・高温下における耐火物の試験・評価方法:伝統的手法と最新動向
 規格になっている測定方法の機器は昔のままだが、規格にない測定方法は年々進化しているとのこと。規格の方も変わっていく必要があるのではないか。でも、新しく規格に入れられると進歩が阻害される結果を招く気もしてしまった。
 フラッシュ法の名前だけでも覚えておきたい。

・熱分析の基礎と最新アプリケーション
 TG-MSに聞き覚えがあったので、そこだけ集中して読んだ(他も重要そうだけど)。物質ごとに温度によって発生するガスのデータをせっせと集めた人は偉大である。

・アルミニウム溶解炉に発生するオバケの実態
 タイトルにフックがある。オバケの正体見たり、反応生成物。オバケだけを除去しても耐火物は劣化しており寿命は改善されない。オバケそのものをコーティングにできればとも思ったが、反応物の通る道が形成されてしまうらしい。


・デジタル画像相関法による耐火物の亀裂の評価
 自然科学の分野でも使える技術の予感。構造地質学とコラボしてくれないかな。

・亀裂の進展を考慮したFEMによる熱応力のコンピューターシミュレーション
 亀裂の発達にあわせて新しいメッシュを切るシミュレーションとは・・・すごいことになっている。どれくらいのマシンパワーを要する計算なのだろう。
カテゴリ:工学 | 19:33 | comments(0) | trackbacks(0)

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