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第二次世界大戦〜歴史に埋もれた真実 ナショナルジオグラフィック

 ノルウェーにあるナチスの純水製造工場攻撃に向かったノルウェー人レジスタンスの戦いと、日本軍の甲標的と神風特攻が描かれている。前者と後者ではずいぶん違う。
 前者の人々はしぶとく生還しているからな……崖の底まで降りて、反対側の崖を登り「ここは通れるぞ」と仲間に言ったエピソードを読んだときは(ナチスも大変な連中を敵に回したものだ)と思ってしまった。
 そういう人たちだから潜入工作員に選ばれたのだ。
 無辜の人々が乗っているフェリーを爆破した件は、ノルウェー人レジスタンスなのに、そこまでイギリスの命令に逆らえないものなのかと驚いた。
 失敗したことにしちゃう手もあったし、隣人や家族を手に掛ける可能性すらあったから、投降してもしかたのない状況に思われた。イギリスに一緒に逃げた人がいて、人質にとられた気分だったのかもしれない。

 神風については、アメリカ人がその脅威を大きく語っていることが印象的だった。本当に脅威だったのか、「自分はこんな危険を潜り抜けてきたんだ」と自慢したいところもあるのか。
 とりあえず57隻の戦艦を撃沈は嘘である。アメリカの生産力でも、さすがにそれは……こんなコテコテの翻訳ミスをした奴は誰だ!?
 甲標的が間に挟まっているのは、一応生還を考慮した無謀な作戦があったことを示したうえで、神風特攻の助かる見込みのなさを印象づけたかったから?
 鹵獲された甲標的がアメリカ国内での宣伝に引き回されたことを知って、あの作戦全体への評価に影響を受けた。

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