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ハーバード白熱教室3「お金で買えるもの買えないもの」「動機と結果どちらが大切?」

 軍の志願制と徴兵制に関するデリケートな議論。また、イマヌエル・カントの難解な主張の解説が行われている。
 志願制と徴兵制の話に関しては、偏った層であるハーバードの学生による議論だということも考えなければならない。自分や兄弟が兵役についた経験を聞かれて手をあげる学生は少数しかいなかった。まぁ、日本の場合は更に希少になるわけだが。
 アメリカ南北戦争時代のアメリカ合衆国が従軍の義務を人を雇うことで回避させていたことが興味深い。せめて自分に変わる一人じゃなくて、複数人を負担させていれば印象が違ったかな?それはそれで歪ではある。

 カントについては議論についていけるハーバード大生の優秀さに舌を巻いた。事前にテキストを与えられて予習してきているから、いきなりながら見している自分とは立場が違うけど。
 「傾向性」に対比される「義務」は訳語が悪い雰囲気がする。そうだとしても自分は他律ばっかりで自律がないと落ち込んでしまう部分のある思想だった。
 誰もが強くなれたらいいんだけどな。そして人の尊厳を大事にするほど優しく……「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない」

関連書評
ハーバード白熱教室1「殺人に正義はあるか」「命に値段をつけられるのか」
ハーバード白熱教室2「「富」は誰のもの?」「この土地は誰のもの?」

NHK DVD ハーバード白熱教室3 [DVD]
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