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地質学者が見た風景 坂幸恭 築地書館

 地質学者である著者が世界中で撮った写真を、自らカラーイラストになおした作品集。個人的に実物から目が離れてしまっている点で「スケッチ」と呼ぶことには抵抗がある。
 現場で肉眼で描いたものに比べれば情報的な劣化は避けられない。代わりに海外の風景であってもたくさん見ることができる。車窓から撮影した一枚というものまである。

 地域ではケニアやアイスランドの割合が比較的多く、著者が長くフィールドとしてきたことが分かる。北ヨーロッパとは異なるアイスランドの氷河地形は興味深かった。
 新しい溶岩相手ではU字谷も浅くなるらしい。
 あと、トルコと中国の絵も多い。トルコではクルド人のレジスタンス組織が活動していて、中国では監視の目があって、ちょっと物騒だった。シリア国境などは今、近づけるのだろうか。

 成因でイラストが並べられているため、海外の地形と日本の地形がほぼ同時に観察できる点も興味深い。同じ地球上であり似たような機構が働けば似たような地形が生まれることが分かる。

地質学者が見た風景
地質学者が見た風景
カテゴリ:写真・イラスト集 | 12:40 | comments(0) | trackbacks(0)

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