<< 霊長類図鑑 公益財団法人 日本モンキーパーク編 | main | 古墳空中探訪[奈良編] 梅原章一 今尾文昭・解説 >>

海底美術館 ジェイソン・デカイレス・テイラー

 カリブ海の海底に建設されたコンクリート像の美術館。それは予想外によく考えられた試みだった。
 しかし、表紙に「銀行家」を持ってこなくても……複数隊の「銀行家」が並んでいる写真には笑ってしまった。リーマンショックがあった関係もあるのかな。それなら「証券マン」で作ってほしい気も。

 海底美術館にダイバーを誘導することで天然の珊瑚礁に近づく人間を減らそうと言う発想は被害担当艦的だ。
 魚礁としての役割も持っており、いつかは海底美術館そのものが保護すべき環境と認識される日が来るのかもしれない。

 海洋生物に覆われていく人物像は正直言って不気味だった。自分がモデルになった像がああいう風になっていくのは、ちょっと見たくない気がする。
 変化を大胆に取り入れた美術としての試みはなかなか面白い。定期的に観察されているので海水中における構造物の劣化を分析する資料にもなるかもしれない。

関連書評
海水を抜いてみた!〜世にも不思議な海底地形 ナショナルジオグラフィック

海底美術館
海底美術館
カテゴリ:ナショナルジオグラフィックDVD | 16:17 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 16:17 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sanasen.jugem.jp/trackback/3696
トラックバック