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新版 縄文美術館 写真 小川忠博 監修 小野正文・堤隆

 縄文時代の出土品は幅広い。ひとつの遺跡、ひとつの地域、ひとつの時代に固まっていないこともあるのだろうが、同じ縄文土器でも非常に多彩なものが収録されていて感心した。
 他に例のない「作品」も多くあることに注意が必要だが、同時に土器以外の大半が朽ちてしまった生活用品があったことも意識すれば、それなりに物のある生活をしていたのかもしれない。
 これなら定住生活にもなると納得する。

 豪華な土器は特別なときだけで、普段は質素な土器を使うような発想がなかったらしい点が気になる。おそらく、自分で作ったものだから、そういう使い方になるのか?

 モースが縄文土器の命名者であったり、土器に残った指紋から現代の指紋鑑定のヒントをもたらしていたり、改めて偉大さをみせつけていた。時代もあるのかもしれないが、凄い人だ。

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新版 縄文美術館
新版 縄文美術館
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