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東海のジオサイトを楽しむ 森勇一

 東海四県のジオサイトを興味深い話題とともに紹介する一冊。東海三県の本があったところに静岡県をくわえて加筆修正したらしい。ジオサイトに関して静岡県は強力すぎる。
 単独でも他の三県に対抗できるのではないか。

 とはいえ他の三県にもそれぞれの見所があって、なかなか興味深かった。
 愛知県にだけ県立の総合博物館がないという悲しい事実も知った。単に箱物を造ればいいだけとは思わないけれど……。

 苗木の花崗岩のことを本書では「苗木石」と呼んでいるが、自分の記憶では変種ジルコンのことを苗木石と呼んだはず。岩石と鉱物でそれぞれに苗木石がある?
 紹介されている中津川市の鉱物博物館では、鉱物の苗木石が紹介されていたと思う。

 なお、考古学に深く関わってきた著者の経歴も異色に感じられておもしろかった。

関連書評
地質と地形で見る日本のジオサイト―傾斜量図がひらく世界― 脇田浩二・井上誠

東海のジオサイトを楽しむ (爽BOOKS)
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