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予測の科学はどう変わる?人工知能と地震・噴火・気象現象 井田喜明

 人工知能を応用した自然災害の予測について紹介している岩波科学ライブラリー282巻。
 いろいろと興味深い試みが存在していて、一定の成果が期待できる分野もあるようだ。

 インド洋の津波に関してシミュレーション結果を学習用データに使用する発想に驚いた。AlphaGOが自分同士の棋譜を学習データに使ったことを連想する。
 計算資源の節約にも人工知能は役立つ。そんな表現もできるだろう。

 モンスーンがもたらす降雨の予測もあって、インドは人工知能を利用した研究が進んでいる印象を受ける。あとはイタリアも火山の研究が目立っていたが、研究者はEU内から集まっているのかもしれない。
 著者も指摘しているとおり、結果をえるための流れが人間には追いきれない問題はあるものの、人工知能はさまざまな分野でなくてはならない存在になることが予想できた。

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予測の科学はどう変わる?: 人工知能と地震・噴火・気象現象 (岩波科学ライブラリー)
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