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海の擬態生物〜海中の美しく不思議な変身術 伊藤勝敏

 監修 海野和男。
 子供向け出版物の体裁で作りたい本を作るおじさんたち!解説の専門性が普通に高いため、子供向けにあきたらない子供を喜ばせそうだ。
 写真も見応えのあるものばかり、文章は最後の解説にまとまっていて、擬態した海の生物の姿を最小限の説明で楽しめる。

 フラッシュを焚いた状態だから擬態していても見つけやすいが、フラッシュなしだと、さらに見つけにくいことを示している写真があって感心した。
 作者はよく擬態した動物を見つけるものだ。

 昆虫の擬態を主に研究している監修者の解説は、昆虫との比較に注意が向いていて興味深かった。
 視覚の優れた鳥のいない海中では、陸上ほど偽の目玉模様が流行していないらしい。それでも、目の部分に縞模様を掛からせている魚が何種類もいることは印象に残った。

関連書評
昆虫の擬態 海野和男

海の擬態生物―海中生物の美しく不思議な変身術 (子供の科学サイエンスブックス)
海の擬態生物―海中生物の美しく不思議な変身術 (子供の科学サイエンスブックス)
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