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虫や鳥が見ている世界――紫外線写真が明かす生存戦略 浅間茂

 紫外線カメラによって様々な動植物を撮影し、その機能を探っていくフルカラーの文庫。人間の目では識別できない世界においても、紫外線のみえる鳥や虫に関わる動植物は多様な工夫をこらしていた。
 相手が紫外線をみえることを知って、そうするわけじゃなくて、進化によって長い時間をかけて適応していくのだから面白い。

 紫外線の悪影響をさけるために色素で吸収したり、反射している場合もあって、それは人類にも関わってくる問題だった。
 高山植物ほど色鮮やかな花を咲かせるのは、高山の方が紫外線が強いからその悪影響を防ぐため、という話が興味深かった。「デイジーワールド」のデイジーも紫外線分野でも花の色を変えているはずだ。

 ウツボカズラの大きなものは紫外線を利用せず、蜜で大きめの動物を呼び込んで、その糞尿を栄養にしているそうだが、それで収支があうのかなぁ。
 どうしても足りない栄養素を補うためだから、コストも単純には考えられないのかもしれない。レアアースは高いみたいなものだ。

カラー版 虫や鳥が見ている世界―紫外線写真が明かす生存戦略 (中公新書)
カラー版 虫や鳥が見ている世界―紫外線写真が明かす生存戦略 (中公新書)
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