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ゲーム理論入門の入門 鎌田雄一郎

 ナッシュ均衡を表面的に理解した。囚人ゲーム、共有地の悲劇もだいたい分かった。
 ある種のゲームで最善手を指し続けると先手か後手のどちらかが必ず勝つか引き分けにことが分析できることに何となく似通った要素がある気がした。
 著者はカリフォルニア大学バークレー校でゲーム理論を研究している気鋭の研究者。日本語よりも英語で発表したことの方が多そうだ。

 (特に日本の企業では)現実には最善手が選ばれることは少なく、その場合の対策も必要になってくるのだろうが、議論の叩き台としてゲーム理論が有効になることは理解できた。
 相手が最善手じゃないならば、こちらが最善手を選ぶことで必ず勝てるかと言えば、なんかいろいろ難しい。著者の「ラーメンバーサンゲーム」で、その雰囲気は伝わってきた。

 なお、実在の人物や企業名を例にするのは、どうかと思ってしまった。対象に対する知識がないほど変なイメージがつく。

ゲーム理論入門の入門 (岩波新書)
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