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古代史散策ガイド 巨大古墳の歩き方 大塚初重

 大阪と奈良は古墳のメッカ。それに比べてしまうと京都は別に巨大古墳が多いわけではない。むしろ、岡山の方が際だっている。
 その事実だけでも古墳時代の雰囲気を感じることができる。大陸との関係が重要な時代だったから、京都では奥まりすぎていたのだろう。
 それにしても百舌鳥・古市古墳群が世界遺産になれそうなことを睨んで編まれた本であることが分かりやすい。かなりの古墳が破壊されてしまったと思うべきか、よくこれだけの古墳が残ったと思うべきか。
 陵墓の問題も絡んで複雑な気分である。

 古墳の知識については、あまり新鮮に感じる情報はなかった。ただ、おさらいとして効果はあった。
 しかし、推定と事実の書き分けが、やや不十分で――陵墓の件もあって――混乱させられる記述が見られた。学界の通説も今後の変化がありえるとはいえ、宮内庁の昔からまったくアップデートされない推定と同列にあつかっていいものなのか……。

 日本中のオススメ古墳が案内されていて全部見て回れたら楽しそうだった。

古代史散策ガイド 巨大古墳の歩き方
古代史散策ガイド 巨大古墳の歩き方
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