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戦国・江戸時代を支えた石〜小田原の石切と生産遺跡 佐々木健策

 シリーズ「遺跡を学ぶ」132

 箱根火山のたまもの神奈川県西部の石材が戦国・江戸時代に利用されていた様子を描いた一冊。この研究は地球科学と考古学のコラボレーションである。神奈川県立生命の星・地球博物館の真裏に石切遺跡があったとは!

 小田原城下の職人街に、石垣山城山腹の石丁場遺跡と、いろいろな遺跡が一冊に出てきて、シリーズのほかの本にくらべると焦点があわせにくかった。
 ひとつの遺跡に集中するシリーズとの思いこみで読んでしまっていたところがある。

 江戸城の建設工事が非常に大規模なもので、石切が素人仕事でおこなわれていたことも興味深かった。
 そういう仕事の出来がわかるのも現代につづく石切職人がいるおかげだ。悲しいことに研究がギリギリ間に合ったとも思えてしまう。

新泉社 遺跡を学ぶシリーズ感想記事一覧

戦国・江戸時代を支えた石 小田原の石切と生産遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」132)
戦国・江戸時代を支えた石 小田原の石切と生産遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」132)
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