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千年の王国ビザンチン〜砂漠の十字架に秘められた謎〜

 シナイ半島に今も残る正教会の聖エカテリニ修道院の活動からイスラム社会と共存してきたビザンチン的なるものを浮き彫りにするドキュメンタリー。
 聖エカテリニ修道院の人が十字軍にたいして明確に否定的な意見を述べていたことに驚いた。そこまで言っていいんかい。
 まぁ、第四次十字軍への不満もあるかもしれない。ビザンチン帝国滅亡の責任はイスラムよりもカトリックにあると言わんばかりの描き方だった。
 正確にはイスラム相手で手一杯のところに、カトリックが後ろから殴りかかってきたせいだと思うけど。

 イスラム勢力が来る前に修道院内にモスクを造っておいて、出迎えたエピソードは涙ぐましくも逞しい。外見の要塞っぷりもすさまじい。力で攻め落とすには只ではすまない雰囲気も漂わせている。
 周辺のベドウィンと共存関係を今に至るまで続けられているのも、歴代修道士の不断の活動があってこそ。ISで物騒になっている地域だが、今後も活動が引き継がれてほしいものだ。
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