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インカ〜古代の空中都市 カレン・ワイズ

 開かれた封印 古代世界の謎10

 わずか100年の栄光ながら、古代ローマを超える版図を文字や車輪なしに支配したインカ帝国の記録。スペイン人によって多くが失われたそれらを拾い集めた本。
 やはりマチュ・ピチュがインカ帝国の顔として、たくさんの写真で紹介されている。
 クスコの方がマチュ・ピチュより高い場所に存在し、サブタイトルにもあっているのだが、破壊を受けて上に植民都市を建てられてしまったので、しようがない。石組みについてはスケッチなどで紹介がある。

 キープを分析・記録するキプカマヨックや飛脚であるチャスキなどインカ帝国を支えた役人たちの名前があげられている。
 単純に官僚機構が巨大化しただけでは効率的に国家を運営するには足らず、情報伝達において優れた工夫があったと想像されるのだが、文字がない以上は属人的きわまる智慧のため謎のままになりそうだ。
 なお、インカ帝国滅亡の謎については少ない字数でそれなりに説明していた。

 ピントの合っていない一部の写真に時代を感じてしまった。簡単には接近できないマチュ・ピチュの高地らしい雰囲気をよく表していたとはいえる。

インカ―古代の空中都市 (開かれた封印 古代世界の謎)
インカ―古代の空中都市 (開かれた封印 古代世界の謎)
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