<< ルーツを追って〜恐竜時代前に天下をとったほ乳類の祖先たち 長尾衣里子 | main | 耐火物 2020年2号 >>

ダムの科学 改訂版 一般社会法人ダム工学会

 ダムが社会で果たしている役割、ダムの造り方、ダムの今後についてまとめられた新書。ダムブームと切っても切り離せない関係にある「ダムカード」の付録付き。
 トレーティングカードとしてダムカードをみると、通し番号がつけられない点が惜しいとは思った。同じ体裁が流行していて、自分は堰カードと城カードも持っている。

 ダムの建造技術では日本が開発した技術が従来方法と同じ強度を基準にしているのに対して、海外の同種の技術は強度低下を許容している点が考え方の違いを表しているようで興味深い。
 どちらにもメリットデメリットはあるのだろうが、日本の方法は海外展開よりも国内需要を睨んでいる印象を受ける。

 ダムがもたらす負の側面、重大な事故についても言及があった。ただ、三峡ダムと揚子江カワイルカの関係には触れていなかった。どちらかと言えば、やはりプラス面が強調されていたことは否めない。
 たまった土砂を浚渫して寿命を延ばす技術が興味深かった。

ダムの科学[改訂版] 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る (サイエンス・アイ新書)
ダムの科学[改訂版] 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る (サイエンス・アイ新書)
カテゴリ:工学 | 00:05 | comments(0) | -

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 00:05 | - | -
コメント
コメントする