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家づくりの図集2〜狭い敷地での間取り 泉幸甫・川口通正

 狭い敷地に建築家のテクニックを尽くして建てられた家の間取り集。最小は6坪、最大でも35坪しかない。しかも、旗竿地などの扱いにくい敷地での建築も多い。
 よくぞ建てたものだと感心するものの、住んでいる住民の満足度は載っていなかった。同じプロの目線から賞賛されているのみで、ちょっと不安になる。
 まぁ、こんな家を建てるには打ち合わせが必要なわけで、後から「こんなはずじゃなかった」と思う場合はあっても、納得済みのことであろう。
 家族構成の変化に対応できるのか、老婆心で心配した。日中は仕事に出ているから一階の日当たりは諦めている家も、土日や老後はどうしているのやら。活動的な住民なんだろうなぁ。

 吹き抜けや中庭などの空間を利用して狭い中にも開放感を与える工夫が目立った。
 まるでイスラム圏の都市建築で、参考にしていても違和感はない。それとも収斂進化なのか?
 予算の関係もあってか、景観の調和については気を使っておらず、尖っている家が多かった。コルゲートパイプの家とシリンダの家には笑った。用語解説でコルゲートパイプが出てくるのは、一軒のためだけっていう……。
 一度地下に降りないと入れない家もおもしろかった。

狭い敷地での間取り (家づくりの図集)
狭い敷地での間取り (家づくりの図集)
カテゴリ:工学 | 23:14 | comments(0) | -

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