<< 知られざる「恐竜王国!!」 NHK「ダーウィンが来た!」 | main | 恐竜時代1〜起源から巨大化へ 小林快次 岩波ジュニア文庫 >>

迷宮のミノア文明〜事実になった神話 ルイズ・スティール

 開かれた封印 古代世界の謎16

 アーサー・エバンズ卿の紹介からミノア文明の物語は始まる。
 父親の友人だったというシュリーマンの大発見にも刺激されて、エバンズはクレタ島で豪華で複雑な宮殿を発掘することになる。

 民衆から穀物を宮殿に集めて、その穀物で養った職人によって、貿易に使う工芸品を生産する。税金を取り立てていなければ生まれなかった富をつくりだす仕組みが見事に回っていたようだ。
 分業は都市の特徴と言われるが、宮殿の主は半ば人工的に分業を強いていた感じもする。

 絵画の分析から巫女の役割がそれなりに大きかったらしいことも印象的だった。エバンスが「玉座の間」と勘違いした部屋の「玉座」に腰掛けたのも女神を演じる巫女だったのではないかと書かれている。
 なお、宮殿が複雑な構造をしているのは、計画性のない増築のせいらしい……。

迷宮のミノア文明―事実になった神話 (開かれた封印 古代世界の謎)
迷宮のミノア文明―事実になった神話 (開かれた封印 古代世界の謎)
カテゴリ:歴史 | 22:43 | comments(0) | -

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 22:43 | - | -
コメント
コメントする