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時間はどこで生まれるのか 橋元淳一郎 集英社新書

 時間の本質は人間存在にも密接に関係している!?
 時間の謎に迫ることで、この世の感じ方(あり方でもない)を明らかにしていく知的好奇心を刺激する本。

 ともかく著者の説明がわかりやすくて感心する。数式もほとんど使わず、ここまで分かった感覚を与えてくれるのは凄い。
 サクサク読めるのに深い部分に理解が届いた手応えがある。この著者の本を他にも読んでみたい。

 反粒子が時間を逆行していて、エントロピーが秩序に向かう方向への世界もありえる(が人間には認知できない)という説明を聞いて、なんとなくスレイヤーズの魔族を連想してしまったりした。やつらは反物質でできた秩序へ向かう世界を生き物だったんだよーなんて。でも、混沌を目指しているのはエントロピー極大志向かな。
 しょうもない連想、くだらないこじつけではあるが、そんな記憶の結びつき方もあった。

 充実の付録にはかえって混乱するところがあるけど、それは自分が本当には理解していないことを示すのであろう……。

時間はどこで生まれるのか (集英社新書)
橋元 淳一郎
集英社 (2006-12-14)
カテゴリ:科学全般 | 23:08 | comments(0) | -

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