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新生八八機動部隊1〜南シナ海の激闘 林譲治

 フィリピンに配置された戦艦コロラドに感情移入してしまっている。航空機輸送艦テンペストも名前がカッコいい。商船改造の員数外戦力にかき回させるのは作者の得意技だが、それをアメリカ側に用意した点でも珍しい作品だ。

 日本側の新機軸は戦艦扶桑が触雷したことで生まれた戦艦紀伊と尾張。そして装甲空母に変更された扶桑と山城である。そういえば紀伊と尾張をセットにしているなら、三番艦は御三家の水戸にするのが自然じゃないのかな?そういう架空戦記に記憶がないのは不思議だ。
 電探の存在に1巻の終わりまで完全には気づけていない点でも、本作はちょっと珍しい。フィリピンにいたアメリカ艦隊とイギリスのZ艦隊に日本艦隊が絡むことで、ややこしい事態が招かれている。

 紀伊と尾張の自慢の主砲が火を噴くことはあるのだろうか。日本の経済を動かした「大山理論」は現代的な問題提起でもある。現代は公共事業としての軍事は大っぴらにはやりにくいし、兵器の自給率も下がっているけれど。

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新生八八機動部隊 南シナ海の激闘 (RYU NOVELS)
林 譲治
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カテゴリ:架空戦記小説 | 21:47 | comments(0) | -

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