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南太平洋大決戦1〜オーストラリア侵攻! 林譲治

 焦熱の波濤以来オーストラリアに強いこだわりを見せてきた作者による限定的なオーストラリア侵攻作戦。ミッドウェー海戦で奇跡的に飛龍が生き残ったことで、ミッドウェー海戦の関係者が「死人に口なし」されず、むしろ権威をもって海軍の改革に取り組める環境が出来ている。

 鉄道破壊専用爆弾の性格の悪さには、エア・ランド・バトルを感じる。あまり深く考えていないにしても先進的な戦略で連合軍を攻撃できている。
 オーストラリア軍が第五列による破壊工作と勘違いした結果おきた地域コミュニティの崩壊が恐ろしかった。トゥキュディディスの戦史以来、有事における隣人問題はまったく改善されていないなぁ。悲しいことだ。

 齟齬からピンチに追い込まれるかに思われた西村艦隊は、むしろ大金星をあげる結果になっている。被害が0じゃないにしても。
 米軍の魚雷問題は必ずと言っていいほど出てくるのに、酸素魚雷の過敏信管問題は発生しないの、ちょっとずるい。

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南太平洋大決戦(1) オーストラリア侵攻! (ヴィクトリーノベルス)
林 譲治
電波社 (2017-02-13)
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カテゴリ:架空戦記小説 | 12:00 | comments(0) | -

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