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戦艦の墓場ガダルカナル ナショナルジオグラフィックDVD

 ガダルカナル周辺で沈んだ戦艦は日本海軍の二隻。これは戦艦の希少性から考えれば充分多いともいえるけれど、スリガオ沖でも二隻沈んでいるからなぁ……ちなみに英題はBattleShipではなくFleetになっている。戦艦のカテゴリーを軍艦全体に拡大するのを止めてほしいよ、マジで。

 この映像作品はガダルカナル沖に沈んだ50隻近くの軍艦の海底探査と、それに同行した日米の元乗組員のインタビューから構成されている。日本人のインタビューは英訳されて音声が入った上に和訳の字幕が入るという恐ろしく回りくどい事になっていた。聞き取れた日本語音声の一部と比べる限り、かなり端折られているようだ……。
 かつては敵対する船に乗って殺しあっていた人々が親しく会話している姿はかなり印象的だった。ちょくせつ顔を合わせたわけではなく、半ば艦船に象徴化された海戦であったとはいえ、相当複雑な感情が生じたはずだ。それとも気持ちの整理はとっくについているのか。
 それなりに明るく和やかな態度を取り続けていただけにどこか居たたまれない感じがした。

 三川中将の行動はここでも批判されている。いちおう彼にはエアカバーの不安から日が昇ってからの航空攻撃で損害を受ける恐れがある、という理由があったのだが――まぁ、多少の被害をうけても輸送船を攻撃するのが正解だったとは思う。ただ、それに成功しても当時の日本海軍の風土では輸送船ごときを沈めるために大事な軍艦を傷つけたとして三川長官は非難されただろうな……。
 日本軍がもっこやクワで原型を整えたヘンダーソン飛行場を連合軍がトラクターで均しているのをみて泣きたくなってきた。

戦艦の墓場 ガダルカナル
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