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天然石がわかる本 飯田孝一

 一般的で流通量の多いジェムストーンを標本、タンブル、ネックレス、カット石の各写真と共に宝石としての視点から解説した本。それぞれの加工状態を示す写真はかなり興味深かったし、意外な石の意外な美しさを発見できた。安物とされるような石英質系の石であってもやっぱり良いものだし、加工の腕によっては素晴らしい作品になる。
 個人的にちょっと不満だったのは標本に産地が表記されていなかった点で、多少は解説でフォローされていたが産状の把握を増やすためにも詳細なものが欲しかったところ。

 しかし、おおむね満足できる内容で、売り物としての石に注目しながらパワーストーンなどと言い出さない健全性が素敵だった。フォールスネームをわざわざ紹介しているところをみると、業界を混乱させるようなやり口に危惧感すらもっているようで、著者の良心的な姿勢を感じた。

 カルサイトやフルオライトのカット石やトパーズのタンブル、普通は不透明な鉱物の半透明な美品など、珍しくオイオイと思うようなものを見れた。

天然石がわかる本下巻感想

天然石(ジェムストーン)がわかる本―天然石検定2級公式教科書 (学ぶ創作市場)
天然石(ジェムストーン)がわかる本―天然石検定2級公式教科書 (学ぶ創作市場)
飯田 孝一
カテゴリ:地学 | 12:03 | comments(0) | trackbacks(0)

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