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興国の楯 通商護衛機動艦隊 南海死闘編 林譲治

 パロネタは身に付くのにタイトルセンスは身に付かない林譲治先生に栄光あれ……前の巻の印象がARIAネタがあったことしかなかったが、まぁ一巻の中で楽しめて読めた。
 ただ、タイミングの問題はミッドウェーのように非常に重要かつ運の要素が大きいわけで、その天秤の土台を著者があからさまに傾けてしまうのはどうかと思わないでもない――その巧みさにおいて職人芸ともいえる技量を持つ人だが。

 ミッドウェーといえば、今作もそうだがミッドウェー海戦の敗北を史実どおりにするのを選択的に好むところがあるな。おそらく逆境からの反撃の方が盛り上がるというだけではなく、馬鹿は負けなきゃ学習しないという哲学を持っているからだろう。確かに単純にミッドウェーに勝たせるだけでは結局どこかで躓きそうな気がする。
 そこから何かを掴み取らせるのは有名な戦いだけに舞台装置として大きな効果があるのだろう。

 (著者註)が気になったが何かにハマっていたのだろうか?元ネタ臭はしても把握できないものが多すぎる……。

興国の楯―通商護衛機動艦隊 南海死闘編
興国の楯―通商護衛機動艦隊 南海死闘編
カテゴリ:架空戦記小説 | 17:07 | comments(0) | trackbacks(0)

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