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スレイヤーズすぺしゃる28〜ポーション・スクランブル 神坂一

ポーション・スクランブル
 一つ疑問。軽く売っただけで一生遊んで暮らせるような魔法薬を使いまくる資金をどうやって引っ張ってくるんだろ。今の時代なら国や企業から投資を受けることもできるけど、この世界の魔法協会が与えられる支援の規模はもっと小さいのでは?
 とはいえ魔法協会自体も資金の調達能力があるようだし、一般市民とはまったく別世界の経済感覚で生活を送っているのかもしれないな。
 攪拌棒のしくみが激しく気になったのだが、なんか不思議な技ってことで流されてしまうそう。応用次第では気象すらコントロールできそうなんだけど…。

幻獣の森
 珍獣だ!確かに珍獣だ!!
 こういう探検隊ノリを理解できる世代も年々下限が上昇しているであろう。一抹の寂しさを感じないでもない。
 犀を幻の動物扱いして、ユニコーンを一般的な動物視するリナの常識が実にファンタジーしていて良かった。

悪魔払いは計画的に
 どら息子 ドラまたリナに しばかれた
 まるで毒をもって毒を制すを地で行くような展開だった。そして勝った毒のほうが猛毒だが、さらにフィブリゾとかいう毒まで倒してくれる運命だからいいんじゃないか。HAHAHAHA…。
 雨の中カッパをきてたたずむリナの挿絵にガツーンと来た。これは非常に良い。

薬品の守護者たち
 おっさんが実は強いのなんとなく読めていた。意外性を狙ったくることを考えると分かるというか。しかし、その後のリナの行動は……さすが諸悪の根源より悪意のあるもの。
 横山信義氏の「銀翼の虜囚―零の守護者〈1〉」という作品を思い出させるタイトルだった。ノリは180度違うけれども。

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スレイヤーズすぺしゃる(28) ポーション・スクランブル
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神坂 一
カテゴリ:ファンタジー | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0)

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