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小さな建築家ビーバー ナショナルジオグラフィックDVD

 ロッキー山脈に巣食う人間の次くらいに環境改変に長けた生物ビーバー。ダムを作る彼らの優雅な一年を追う。

 まったく本当に優雅な生活をしていて羨ましくなってしまいそう。特に水中に食糧となる木の枝を沈めておいて、ぬくぬく過ごす冬の生活が素敵すぎる。他の動物が乏しくなった食糧を求めてさすらっているのを尻目に「勝ち組!超勝ち組だよ僕!!!」って気分でいるんだろうなぁ。
 アリとキリギリスよりもあからさまな気がしたが、他の動物が怠けているというよりもビーバーのアイデアが卓抜しすぎているのだ。人間の猟師が彼らを狩るようになってから、ビーバーが昼行生から夜行性になったというエピソードはこの素晴らしい生物の適応力の高さを裏付けている。

 そんな感じの生き物のドキュメンタリーなので最も厳しいはずの冬越しを前半にもってきて、メインは春からの子育てになっている。あとは、増水時のダムの補強作業などが忙しいイベントだろうか。
 少々、残念だったのは成長は描かれていてもビーバーの巣立ちの話がなかったことだ。一年平均で4匹も生まれるというのだから、池から旅立つ若者たちも追ってほしかった。

 しかし、一生の4分の1を水中で過ごし、直径1m高さ38mの木を倒し、15分間潜水できるビーバーが基本的に草食性だった意外性には打たれた。てっきり池で繁殖した魚なんかを好んで食べているかと思ってたよ……。

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小さな建築家ビーバー
小さな建築家ビーバー

カテゴリ:ナショナルジオグラフィックDVD | 11:20 | comments(0) | trackbacks(0)

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