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テムズ川紀行 ナショナルジオグラフィックDVD

 イングランドの中心を350kmに渡って流れる大河テムズ。その流れにそって歴史情緒ただようイギリスを旅する。といっても上流から下流に素直に話が進むわけではなく結構いい加減なところがあった。どちらかというと過去から現代に進んでいる感じが近い――その現代の中にも歴史を見ざるをえないのがイギリスなのだけど……。
 まず初っ端から13世紀から連綿と続いているテムズ川の「白鳥調べ」だからねぇ。

 環境問題では一時期の激しい悪化からテムズ川は立ち直っているが、白鳥が釣り人が捨てたおもりを飲み込み鉛中毒になるなど、部分的な問題はあるようだ。
 北海特有の潮位変化の激しさによる洪水についても触れられていて、危機感を抱くのはわかるのだが、テムズバリアの予算400%オーバーは酷い……最後に1982年に完成したというテロップが入ったのが事実を述べているだけなのに悪い冗談のように感じられた。
 地球温暖化もあるし役に立っているのかもしれないが。

 歴史面では清教徒革命の再現演技が熱かった。馬を横走りさせるなどかなりのテクニックを感じさせる。式典のところでも大量の騎兵が出てきたし、いまだに馬の存在感は無視できないのが欧州らしさなのだろう。
 チャーチル首相が第二次世界大戦時に指揮をとったというホワイトホールの地下要塞もなかなか面白かった。あまり引きこもりすぎると自国の危地が肌で感じられなくなりそうなくらい安心感があるな……。

 随所にテムズを謳った格調高い詩が挿入されており、とても印象的だった。

テムズ川紀行
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