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戦略・戦術・戦史Magazine 歴史群像 No.34 南太平洋海戦

三木城大包囲網
 どうしてもカエサルによるアレシア攻囲と比較してしまうのだった。秀吉がどこからかガリア戦記を入手している可能性はないよなぁ、当然。そういえば某漫画でレパント海戦が話題になっているのをみた覚えが…。
 配置によってプレッシャーが結構違うのが興味深い。

日本初!四発重爆撃機「深山」
 もったいないもったいない。爆撃機は面を攻撃する以上、数を揃えられないとどうもねぇ……輸送機に改造したのは残念ながら正解だったのだろう。

多砲塔戦車
 インディージョーンズで出てきたアレか……満州で巨大戦車が活躍する仮想戦記でT−35が暴れていた記憶がある。多砲塔戦車の発展性の無さを見抜いたスターリンの過剰なまでの決断力は正直カッコイイ。

内南洋パラオ群島
 戦場になることを想定したうえで人口を集めようとする政策は、分かるけどすっきりしないものがある。日本人による町が赤道近くの島に発展していたことを思うと、なんとなく楽しかった。
 話題にでてきた倒壊した橋の設計者が気になってググってしまった…。

SB艇
 どうしても食品メーカーの名前を思い出してしまう船名である……脱力するが、やっぱり前線の兵士が一番運んでほしいのは食料かもしれないなぁ。ともかく大発は凄い。

天山南路を行く
 人口希薄な地域にも栄えた時代があった史実がエキサイティングだ。何もないところだからこそ強烈鮮明にイメージをたくましくしてしまう。建材を運んでくるのも物凄い大仕事だったに違いない……水運もどの程度つかえたことか。

コンウィ城
 エドワード祇い呂なり凄いキングだったようだ。戦う相手が格下だったおかげで派手さにはかけるが、目立ちようもないほど事後処理が完璧だったし、戦端を開くのも上手かったと解釈することもできる。文献では表現しきれない偉大さを建築物が伝えてくれることもあるわけだ。

奉天大会戦
 まさに悪戦苦闘――従来説への適度な反発が読感をよくしていた、それが事実かはさておいて。相当の錯誤はあったものの、ベターな方針を堅持して敗北を回避しつづけた精神は偉大だと思う。これが快勝だったら陸軍はどんな戦訓をえていたのか想像するのも興味深い。
 奉天開戦の基本的な戦術構想はマールバラ公が得意としたものに似ている気がする。

南太平洋海戦
 南海の戦いなのに、内容にはどこまでもどんよりとした重い雲が垂れこめている……戦略方針の支離滅裂さはひたすら致命的だ。それが常時意識されていた影響でどうにもさっぱりしようのない話になってしまった。まぁ、無理矢理いいところを見つけて問題をすり替えるよりはマシなんだろうけど。
 アメリカ海軍の対空火器が充実したことによりTV信管配備以前でも相当の被害が生じている点が興味深い。ミッドウェーの戦訓を両者ともに取り入れつつ、次の戦いに繋がる要素が現れてきている。
 単純に空母機動部隊戦としてみれば、隼鷹の活躍に意識を奪われた。指揮官の敢闘精神(角田提督だからね)によって適切な側面打撃を行えている。

イエナの戦い
 旧態依然としたプロイセン軍を葬り去ったナポレオン会心の一戦。戦力差で上回って押し切った基本の時点から運ではなくシステムによって達成しているのだから高く評価されて然るべきだろう。
 なによりダヴーがプロイセン軍が経験したよりも厳しい戦力差を弾きかえしていたわけで……優れたシステムでも信望が極まるあまり硬直してしまうことの恐ろしさをみた思いだ。まぁ、鮮やかすぎるナポレオンの勝利によってプロイセン軍が臥薪嘗胆に励んだというオチもつくのだが。

CG再現 伊19潜水艦
 伊号潜水艦のナンバリングは数字が大きい方が新しいわけでもなく分かりにくいったらありゃしない。これなら普通に通称名をつけてくれたほうが……と思ってしまうのだった。なかなか優れた点をもっていた伊号潜水艦のこういうところも弱点か。

CG再現 トラック諸島竹島陸上基地
 整備兵の半ズボン姿が生々しい……場所柄を考えれば当然なんだろうけど。リアルな姿を想像してしまった。高空に舞い上がる飛行兵との格好のコントラストがおもしろい。

伊400潜大研究
 こんな記事でもミッキー節が炸裂している!意外と日本の造船能力が高く評価されていてなんとなく目から鱗が落ちた。どうも意識が極端に走ってしまってよろしくない。やっぱり問題が「使い方」に帰結するあたりは、お約束だ。
 しかし、開戦前の配備とか、まるで紺碧の艦隊だなぁ。

すべての火器は中国に通ず
 やっぱり中国はいろんなものの起源。しかし、日本には警戒して火器を伝えず、遠くヨーロッパまで行った火器が黒潮にのって帰ってきたのは時の流れを感じさせる話だった。各兵器の解説もさることながら明軍とオイラートのあまり知られてなさそうな激戦が興味深かった。やはり守城戦で無類の強さを発揮したようで。

西洋史面白人物伝 アーネスト・J・キング
 面白といってしまうには晩年が悲しすぎる……文句をつけつつも人材を登用しているところをみると理解をえられないツンデレだったのかもしれない。

武田流築城術
 まったく武田マニアは――と思ったかどうかは秘密だ。あまりにプッシュされすぎると真実にさえ引っ掛かりを覚えてしまう怪奇。純粋に実績を並べるだけでも凄いはずなんだけどね……いちばんの不満をあげるとすれば城の立地がもたらす戦略的価値が積極的に説明されていないこと。まぁ、最終的にそれを果たせずに落城する羽目になった城が多すぎるのがいけないのかもしれない。真田丸は伝説的色彩を帯びた存在だが、田中城も凄いな。

同じ心臓 異なる心
 飛燕がとても持ち上げられていた。まぁ、メッサーシュミットBf109は政治的な理由もあって採用された――とまことしやかに語られる――期待だし。兵器ではなく機械としてはマッキC202が好みだ。いかにも紅の豚の世界にマッチしそう。
 同じく兵器として最高のポテンシャルを引き出されなかった飛燕は最初から本土防空用として数を揃え、整備に専念していたら――というのは「敗北主義」的にすぎるか。

戦国愚将列伝 大友良統
 ああ情けない情けない。決断を恐れる気持ちは分からないでもないけれど、部下には優れた人材もいたのだから身の処し方はあったはずなのに……まちがいなく部下が一番かわいそうだ。
 黒田如水のハッスルに和んだ。暇をもてあました歴戦の武人は手に負えない。

戦艦「陸奥」41cm砲
 陸奥鉄!陸奥鉄!
 悲劇の最期をむかえたために今にも砲身を遺しているのは何とも皮肉な話だ。引き上げられる場所で沈むことで日本の復興に協力したと考えられないこともない。

3D図鑑制作講座 vol.3
 曲線で構成された航空機をみるには模型がいちばん。なかなか説得力のある言葉だ。何かひとつくらい所有してもいいかも。

機械伝説 NO.4
 ロシアが最も小型の照準器を使っていたのがどこか不思議に感じてしまう話だ。

河井登喜夫
 営業はどんな要素が功を奏するか分かったものではないなぁ。つくれる接点は大いに越したことはないようで…。
 模型へのこだわりには鬼気迫るものを感じてしまう。つくる対象に貴賎はないと思うけれど。

Genaral Georgeの戦術学講座vol.5
 特殊な状況下での応用的な戦術をまとめている。特殊といっても緊要地形の話題ばかりだから大規模戦略レベルから考慮しなければいけない内容を大いに含んでいた。こういう戦場は各国軍の「得意・苦手」がモロにでるから面白い。
 兵士の生まれ育ちから絡むので当然か。

青島要塞攻略戦
 この時期の日本陸軍ってWW兇瞭本陸軍より強いんじゃ……そんな疑問さえ感じてしまうほど手際がよい。いったい何が彼らを狂わせたのか。いっそのこと第一次世界大戦に関わらずに第二次世界大戦に突入していれば「日露戦争の反省」が生きたかもしれないなぁ。
 手頃な対象への介入で、「気分だけ」を回復してしまうのも長期的には考えものだ。そもそもまともな軍ならそんな印象には惑わされないはずなのだが――この時の下級士官は何をみていたのやら。

湾岸戦争陸戦研究
 一方的な撫で切り……MTB同士の戦いがこうも圧倒的に展開してしまうのは想像を絶するものがある。イラク軍の戦力も決してバカにならないものなのに、アメリカを中心とする多国籍軍の先進兵器をもちいた攻撃を受けてしまうとここまで脆いのか……。

十二戦艦物語
 金剛級はしっかり働いたよね……特に霧島、比叡の最後は印象的なものがある。連合軍側の指揮官の壮絶な戦死も記憶に残った。レーダーがあるといっても現実から隔離されるわけではない。
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