新 日本の歴史1〜大むかしのくらし(旧石器・縄文・弥生・古墳時代) 学研
2013.06.30 Sunday | by sanasen
豊富なビジュアルで紹介される日本の古代。
出土品の中でも国宝になっているものにはいちいちマークがついていて、凄さを強調している。収蔵している博物館や、オススメの遺跡紹介もあるので、実物と組み合わせて観ることで学習の効率がアップすることだろう。
弥生時代の戦争について、期待したよりも多くのページが割かれていて、環濠集落はもとより高地性集落が紹介されていたところが興味深かった。
紹介では見張り機能を重視していたが、戦時には高地の集落に居を移したのかもしれない。
邪馬台国はあいかわらず場所が分からないとして――自由に古墳の発掘が出来ればなぁ――大和王権の紹介で豪族たちの勢力図が示されていて気になった。大王家や物部氏など名だたる勢力でも支配している面積は意外と小さい。
技術力や階層的に他の勢力に命令できる権威が重要だったのだろう。
歴史の流れがわかる時代別新・日本の歴史 1 大むかしのくらし
出土品の中でも国宝になっているものにはいちいちマークがついていて、凄さを強調している。収蔵している博物館や、オススメの遺跡紹介もあるので、実物と組み合わせて観ることで学習の効率がアップすることだろう。
弥生時代の戦争について、期待したよりも多くのページが割かれていて、環濠集落はもとより高地性集落が紹介されていたところが興味深かった。
紹介では見張り機能を重視していたが、戦時には高地の集落に居を移したのかもしれない。
邪馬台国はあいかわらず場所が分からないとして――自由に古墳の発掘が出来ればなぁ――大和王権の紹介で豪族たちの勢力図が示されていて気になった。大王家や物部氏など名だたる勢力でも支配している面積は意外と小さい。
技術力や階層的に他の勢力に命令できる権威が重要だったのだろう。
歴史の流れがわかる時代別新・日本の歴史 1 大むかしのくらし