星降る絶景〜一度は見てみたい至極の星景色 沼澤茂美

 天体写真の第一人者、沼澤茂美が世界中でとった星空写真の写真集。
 南半球での写真を多数収録し、中には南極での写真まである!チリの天文台で撮られた写真が撮影者の推しっぽい。
 マチュピチュと星空の写真もあれば、なぜかマチュピチュそのものの写真も収録されている。

 日本では水田にうつる星「だけ」を写した写真なんかもあって自由に楽しく良い作品を作られている印象がした。
 皆既日食の連続写真をみると、さすがに高い技術が安定していることが分かる。カメラを複数台そろえても一発勝負だからなぁ。気象条件もいろいろだろうに、きれいに等間隔に撮るなぁ。

 ただ、ラブジョイ彗星と天の川が平行しているという写真では、どこが彗星なのか、なかなか分からなかった……解説を読んで「たぶんこれだろう」と同定する状態。ラブジョイ彗星単体の写真ははっきりしているのだが。

 技術でとられた写真もよいけど、めぐまれた条件でとられた横道光の写真などに、そこだけでしか撮れない貴重さと憧れを覚えた。

関連書評
FAR OUT(ファー・アウト)銀河系から130億光年のかなたへ マイケル・ベンソン/檜垣嗣子
よくわかる天体望遠鏡ガイド えびなみつる

星降る絶景: 一度は見てみたい、至極の星景色
星降る絶景: 一度は見てみたい、至極の星景色
カテゴリ:天文 | 20:58 | comments(0) | trackbacks(0)

老子と荘子の言葉 100選 境野勝悟

 老荘思想から重要だったり、わかりやすかったり、心に響いたりする名言を50ずつ抽出。1ページで解説をおこなう一冊。人生の羅針盤に?

 右ページは老荘の名言がちょっと書いてあるだけなのでページ数が実質半分に感じた。しかし、重みは左右のページで変わらない。左のページを圧縮して右のページに込めておきたい。もっと深い意味だって見つかることがあるかもしれない。

 個人的な好みなのか、老子の言葉の方が気に入るものが多かった。長いたとえ話で意味をひもといていく荘子のスタイルと本書のスタイルの相性があまり良くない可能性もある。荘子の名言は話の枕のキーワード的に感じる。
 老子は解説があるから、いい言葉だと思えるけれど、ないと意味にたどりつけない。

 井の中の蛙大海を知らずの逸話で蛙が低くみられている感じが、今までの話からは訝しかった。是非善悪などないのでは?「自慢するな」系の警句が多いので、そちらに分類するべきなのだろうな。

 働きすぎの人に「世を挙げて之を誉むるも、勤めるを加えず」の言葉を贈りたい。おだてに乗って飛び降りるしか降りられないところまで登っちゃダメだ。

関連書評
自由訳 老子 新井満
古典コミックシリーズ「荘子」 真崎守

老子・荘子の言葉100選―心がほっとするヒント (知的生きかた文庫)
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カテゴリ:文学 | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0)

インサイド・ザ・ストーン〜石に秘められた造形の世界 山田英春

 瑪瑙瑪瑙ジャスパージャスパーたまにそれ以外。
 風景にも見える不思議な模様をもった石の写真を大きく拡大して紙面いっぱいに載せた本。無機物であるのに生物的なものを感じてしまう不思議な造形をくりかえし楽しめる。

 瑪瑙についていえば透明感がある部分のおかげで、模様が立体的にみえるのが、とても良かった。
 研磨面に円としてみえているものが球であったり円柱であることを透かして観察することができる。瑪瑙のコースターを透かしみては形成過程を考察したものだ。

 石英族以外では孔雀石、クリソコラ、アズライトの銅鉱物一族や模様を持った石灰岩の一種がやや目立っている。炭酸塩鉱物も絵を描きやすいらしい。ロードクロサイトも炭酸塩鉱物だ。
 表紙はクリソコラである。

 瑪瑙関係については「聖地」であるメキシコ人の気質も関係しているのか、それぞれに優雅な名前がつけられていて、売るためとはいえ良くもいろいろ思いつくものだと感心した。
 アイアゲートはひとつやふたつなら良いが、無数のアイがみえる標本は苦手な人はとことん苦手だろうなぁ……。
 抽象画が生まれる前だったら、高値は付かなかっただろうと言う記述をみて、長い年月をかけて生まれた石は変わらないけど人間の価値観は大きく変動することを意識した。

関連書評
不思議で美しい石の図鑑 山田英春:この本を気に入った人にはオススメ。同じ作者のひとつ前の本。
水晶・瑪瑙・オパールビジュアルガイド 砂川一郎

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インサイド・ザ・ストーン: INSIDE THE STONE 石に秘められた造形の世界
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カテゴリ:地学 | 21:10 | comments(0) | trackbacks(0)

インカ帝国――大街道を行く 高野潤

 東西南北に大きな広がりを持つ「タワンティ・スユ」の姿を追いかける写真紀行。思ったよりも遙かに文章にボリュームがあって、ずっしりしていた。
 インカ帝国時代を口伝した人々の記録を引用することで、大街道をはじめとする遺跡に有機的なつながりをみつけようとしている。

 著者のいうとおりタワンティ・スユの地理的な条件は多岐におよんでおり、それらを大街道が結びつけている。
 東西南北の広がりだけではなく、山岳地帯ゆえの「高度」も気候の違いを生んでいて非常に複雑である。アンデネスと呼ばれる段々畑が上下で数百メートルの高度差があると知って、その畑の間でも微妙に気温などの条件が異なるのではないかと心配してしまった。

 支配するには難しそうにみえる領域だが、弱点は強みであり、いろいろな産物がえられる領域を結びつけたからこそ、一度に全体が食糧不足などに見舞われる危険を回避できる。食料を融通しあうことで飢饉に対処できるという著者の視点が興味深い。
 しかし、タワンティ・スユに壊滅的な打撃を与えたのは人間さえいれば襲いかかってくる疫病であり、大街道が蔓延を促進させてしまっただろうと考えると歴史の皮肉を感じる。まぁ、抵抗力がないので地形的に孤立していても遅かれ早かれ罹患してしまっていただろうな……。

関連書評
大陸別世界歴史地図4〜南アメリカ大陸歴史地図
世界の戦争6〜大航海時代の戦争 樺山紘一・編
カラーイラスト世界の生活史9 アメリカ大陸の先住民 ルイ=ルネ・ヌジエ/ピエール・ジュベール

カラー版 インカ帝国―大街道を行く (中公新書)
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カテゴリ:歴史 | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0)

ローマ建国史・上 リーウィウス・著/鈴木一州・訳

 ローマ建国の歴史をアウグストゥスの時代の著作家リーウィウスが過去の著作を駆使して描いた一冊。伝説や神話の影響を受けながらも複数の典拠を比較して確からしいものを載せたり、異説を収録するなどの工夫を行っており、なかなか信頼できそうにみえる。
 が、巻末の訳注を読めば具体的な信頼性が分かる。
 人物名が出てくるとまず実在か、実在ではないかが説明されるのだから、古代の人物は怪しい。トロイア伝説とローマ王家をつなぐために、多くの王名を捏造する人たちが情報源だからしかたがない。
 それでもヌマ王が実在の人物で、彼の法も本物だろうと言われているあたりが面白い。古ければ怪しく、新しければ確かとは限らない。リーウィウスから見ても、数百年も昔のことなのだから当然だろう。

 歴史の大筋は「ローマ人の物語」で読んだとおりの内容だったが、比較的小さな会戦が2ページ程度で取り上げられていて、なかなか興味深かった。
 アルバ軍の日和見行動に対して「計画通り!」と嘘をついて味方を鼓舞し、勝利したトゥッルスの機転がおもしろい。裏切り行為をしておきながらノコノコと山を下りてきたアルバの指導者メッティウス・フーフェーティウスは何を考えていたのやら。真実が記述通りならおめでたい。
 フィーデーナェ市は地味に二度もローマと会戦していて、読みにくい名前を一緒に記憶に残った。

 ローマの王政は傲慢なタルクィニウスにて終わりを告げ――一説にはエトルーリア人の王ポルセンナが8代目のローマ王になったとも訳注にあるが――ブルートゥスが主導した共和制時代がやってくる。
 しかし、平民が力をつけて父たち(パトレース)相手に自分たちの戦死戦傷にふさわしい権利を主張する対立の釜が蓋を開くことにもなる。執政官はパトレースから選ばれるにも関わらず比較的民衆に宥和的であることが興味深い。少なくとも二人のうちの一人は話の分かる性格をしている。
 王も基本的には同じような態度で接してバランスを保ったのだろうが、共和制時代には執政官の人格だけでは問題を治めることができず、平民トリブーヌス(訳者は護民官の訳を使わない)が誕生することになる。
 それもまた新しい構造的問題につながり……内外に争いが収まったのか収まらないのか怪しい状態で上巻は終わる。周辺諸勢力との争いの多さには呆れた。それだけ記録がしっかり残されていただけだとしても、ヤヌス神殿の扉の逸話にも納得する。

 一門で一国家と戦ったファビウス族や、民衆に「そこまで貫くなら何も言えんわ」と思わせたアッピウスなど、印象的な人物も多かった。
 中でもほとんど単独でローマを護ったホラーティウス・コクレスの逸話には度肝を抜かれた。明らかに満身に投げ槍と弓矢をうけて、弁慶の仁王立ちで死ぬ流れだったのに、鮮やかに生還しおった……すさまじい勇者もいたものである。

関連書評
歴史・上 ヘロドトス/松平千秋・訳
歴史・上 トゥキュディデス/小西晴雄・訳
文庫版ローマ人の物語1〜ローマは一日にして成らず・上 塩野七生
文庫版ローマ人の物語2〜ローマは一日にして成らず・下 塩野七生

ローマ建国史〈上〉 (岩波文庫)
ローマ建国史〈上〉 (岩波文庫)
カテゴリ:歴史 | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0)

古代の神と王の小事典5〜ローマ皇帝 ポール・ロバーツ/平田眞

 古代ローマ帝国を支配した60人の正当な皇帝と25人以上の自称皇帝や簒奪皇帝。その中から27人の代表的な皇帝を写真と1ページから2ページの文章で紹介する小さな本。

 皇帝のイメージは一般的なもので、ローマ人の物語的な再評価はあまり取り上げられていない。それでもネロがちょっとは持ち上げられていた気はするが、やっぱりバカにされている。本当にバカだから仕方ないのだけど。

 在位が長くて記録抹殺を受けていない皇帝は立派な彫像や銅像が写真掲載されているが、短かったり不安定な皇帝は姿が刻印された金貨で紹介される傾向がある。
 そして段々と金貨の場合が増えていくことがローマの衰退を表している。ホノリウス帝の物凄い寄り目が変だ。最後のロムルス・アウグストゥルスは顔の部分が潰された金貨しかないのか……金貨があっただけでも驚きだが。

関連書評
世界の戦争2〜ローマ人の戦争 吉村忠典
[新訳]フロンティヌス戦術書 フロンティヌス/兵頭二十八
CG世界遺産 古代ローマ 双葉社スーパームック

ローマ皇帝―古代の神と王の小事典〈5〉 (大英博物館双書)
ローマ皇帝―古代の神と王の小事典〈5〉 (大英博物館双書)
カテゴリ:歴史 | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0)

図説 中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科 マーティン・J・ドアティ

 日暮雅道・監訳。中世ヨーロッパの武器・防具を紹介し、それぞれが活躍する戦闘例が紹介されている。
 ドイツ騎士団の戦いなど、ちょっと珍しい戦いが取り上げられているところが特徴。最後を飾ったリスボン攻囲戦も興味深かった。援軍が来ないという情報を携えた使者なら捕獲しても、そのまま通過させる場合もあるわけだ。

 弓矢のところでは、矢が目標に突き刺さる物理的な原理を説明していて、興味深いと同時に恐ろしかった。
 矢柄が重量とたわみでエネルギーを保存することで、目標に刺さった後も第二段階の現象をおこして、より深く突き刺さるのか……。ナポレオン戦争の時期まで長弓の方が強力だったと言われるのも分かる。
 弓矢は飛んでくるのが見えるため、かえって心理的圧迫効果が大きい点もインドでの戦例から指摘されている。これはまぁ、銃での戦いになれた人間にとっては、のただし書きが付くと思うが。
 多くの人間がまとめて倒される方が周囲への心理的衝撃が大きいのも印象に残った。至近距離から大砲で散弾をたたきつけるのは、さぞかし効果的であったはず。

 野戦は歴史の流れにあまり大きな影響をあたえず、地味でも攻城戦が重要であったと著者は述べている。下級の歩兵は地面から生えてくる扱いだし、騎士以上は捕虜にされて身代金で解放されるから、野戦のダメージが響かないのだろうな。
 城攻めと会戦が一連のものになる後詰決戦であれば、話は違うと思われる。

 漫画ホークウッドで話題になっていたハリドン・ヒルの戦いがクレシーの戦いの前に紹介されている(残念ながら戦況図はない)ので、あの作品が好きな人は一読するとより楽しめるかもしれない。

関連書評
戦闘技術の歴史2〜中世編 AD500-AD1500
世界の戦争5〜中世と騎士の戦争 木村尚三郎・編
騎士団 須田武郎 新紀元社
図説 古代の武器・防具・戦術百科 マーティン・J・ドアティ/野下祥子

図説中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科
図説中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科
カテゴリ:歴史 | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0)

そだててあそぼう85〜ウマの絵本

 こんどうせいじ・編、もりまさゆき・絵。
 子供向けのそだててあそぼう絵本シリーズにウマが登場!……アラブの王族子弟を対象にした絵本なのかな?今の日本でウマを育てられる家庭がどれだけあることか。軽車両あつかいで実用できるのはロマンだけどねぇ。

 ただ、本文を読んでみると牧草で育てる場合に必要な土地の面積は1平方メートルで1kgの草が取れるとして、350〜700平方メートルと言われており、土地が有り余っている地方なら完全に不可能ではないと思った(冬の分は飼料を買わなければいけない)。
 それよりも蹄の手入れがたいへんそうだ。獣医との連携も定期的にしなければいけないだろうから、そういう人のいる土地柄でなければ家庭で飼うのは難しいと思う。あるいは自分(家族)が獣医や調蹄士ならば話が早い。
 やっぱり現実的には馬術クラブ(ただしトレッキングに積極的な)かなぁ。先生、木曽馬に乗りたいです……。

 モンゴルにはウマの模様を表現する単語が無数にあるというけれど、日本でもけっこうマニアックな表現があるのだと知ることができた。
 2009年の本書発行時点では日本の在来馬は8種類で2000頭。うち、北海道のドサンコが1500頭で、宮崎の御崎馬が120頭、与那国馬が90頭だから残りの290頭で5種類=1種類あたり58頭しかいない明治政府のせいで城郭だけではなく日本の在来馬もピンチである。
 ドサンコの一年中森に放し飼いにされている生態を知ると、ヒグマの被害が心配になった。

 じっさいに子供がそだててあそぶのに使えるかは怪しいが、とても勉強になる本だった。あと、イラストに暖かみがあって好きだ。

関連書評
クセノポーンの馬術・ポダイスキー ヨーロッパ馬術小史 荒木雄豪・編
ウマ〜人間との関係〜 ナショナルジオグラフィックDVD

ウマの絵本 (そだててあそぼう)
ウマの絵本 (そだててあそぼう)
カテゴリ:ハウツー | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0)

そだててあそぼう12〜カボチャの絵本

 いとうきみお・編 ささめやゆき・絵

 カボチャの語原はカンボジア(を経由して)伝来だからだった。へぇ〜!ズッキーニは実はカボチャの仲間。へぇ〜!!でも食べたことがない。
 日本での収穫時期を外れたカボチャは、トンガから輸入されている。うん。知ってた。日本の商社マンが持ち込んだらしい。成功しすぎてモノカルチャー化しかかっているとか。

 我ながら知識に偏りがある。南蛮人にカボチャを献上されている戦国武将の絵が、いかにも大友ソウリンだと思っていたら、キャプションで説明されていた。
 熱烈なキリシタンだったのに、剃髪した仏教徒の姿でソウリンのイメージが固定化されているのは本人にとっては不本意かもしれない。

 金糸瓜こと、そうめんカボチャが気になった。一般に流通している口振りで説明されていたけれど、食べたことがない。つるつるしないところが気になるなぁ……パスタを食べるときのマナーをつちかうのには良いかも。
 印象に残ったのが害虫や病気の少なさだ。カボチャは丈夫な作物だ。農薬がなかった時代の人にはとてもありがたかっただろう。

 江戸時代の女性が好きなものには「サツマイモとタコとカボチャ」が挙げられているらしい。タコはわからないが、イモとカボチャは甘味が乏しい時代だからこその人気ではないか。
 でも、ニホンカボチャはセイヨウカボチャよりも甘くないと説明にある……相対的なものだからなぁ。

関連書評
そだててあそぼう5〜トウモロコシの絵本
文明を変えた植物たち〜コロンブスが遺した種子 酒井伸雄

カボチャの絵本 (そだててあそぼう (12))
カボチャの絵本 (そだててあそぼう (12))
カテゴリ:ハウツー | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0)

図説 騎士の世界 池上俊一

 騎士の実質が失われてても騎士道だけは現代まで残った。物語の中では発展を続けてすらいる。
 そのような潮流の源をたどることができる本。

 騎士が馬上の戦士として活躍できた期間が短かったことが述べられており、さもありなんと思った。
 けっきょく、歩兵だけも騎兵だけも弱点があるので、両方を揃えた方がよいってだけの話だ。あとは装備を用意できる実力の問題か。

 騎士の装備を完全にそろえるためには150ヘクタールの農地が必要だったそうで、国ごとに確保できる絶対数が計算できそうである。農業以外に収入をもっていた騎士もいるだろうけど。
 武装の装飾性があがってくると150ヘクタールが500ヘクタールになり、ますます数が揃えられなくなる。進化の袋小路に突き進んでいる感じがした。

 コラムに出てきた「理想の騎士」ウィリアム・マーシャルの経歴が凄かった。お話の登場人物みたいな実在の騎士だ。ナウシカのユパ様が実在していたら、こんな感じなのかなぁ(やっぱりフィクション脳)。

関連書評
中世ヨーロッパの城の生活 J・ギース/F・ギース 栗原泉 訳
図説 中世ヨーロッパの暮らし 河原温・堀越宏一
騎士団 須田武郎 新紀元社

図説 騎士の世界 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 騎士の世界 (ふくろうの本/世界の歴史)
カテゴリ:歴史 | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0)
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