日中開戦2〜五島列島占領 大石英司
2017.01.31 Tuesday | by sanasen
関係者が子供を救えなかった無力感にさいなまれるなか、戦いの舞台は五島列島の福江島へ。
中国の空挺部隊が降下して、同時に到着した西方普通連隊と対峙する。その両者の間で策動するのは日中戦争を起こしたくて仕方がない榛名グループ。
現場レベルでは話し合いを成立させつつも機会主義的な中国指導部によって事態は悪化の一途をたどる。長崎県の隣にあるのに佐賀県の名前が一度も出てこなくて佐賀のサガを感じた……。
そのまま中国軍にも忘れてもらえればいいけど、そんなはずもない。
アメリカはまったく頼りにならず、このままでは事態を乗り切ったあとに日本全体からアメリカ軍を駐留させることの意味を問う声があがることは確実だ。
とりあえず思いやり予算は削減されるのではないか。それすらできないなら第二の榛名グループが生まれてしまう。
アレ総理と呼ばないでの岸部総理が退陣して副総理だった阿相氏が総理に就任した。サイレント・コアにとってはやりやすくなったみたい。作者の好き嫌いがうかがえる?
大石英司作品感想記事一覧
日中開戦2 - 五島列島占領 (C・NOVELS)
中国の空挺部隊が降下して、同時に到着した西方普通連隊と対峙する。その両者の間で策動するのは日中戦争を起こしたくて仕方がない榛名グループ。
現場レベルでは話し合いを成立させつつも機会主義的な中国指導部によって事態は悪化の一途をたどる。長崎県の隣にあるのに佐賀県の名前が一度も出てこなくて佐賀のサガを感じた……。
そのまま中国軍にも忘れてもらえればいいけど、そんなはずもない。
アメリカはまったく頼りにならず、このままでは事態を乗り切ったあとに日本全体からアメリカ軍を駐留させることの意味を問う声があがることは確実だ。
とりあえず思いやり予算は削減されるのではないか。それすらできないなら第二の榛名グループが生まれてしまう。
アレ総理と呼ばないでの岸部総理が退陣して副総理だった阿相氏が総理に就任した。サイレント・コアにとってはやりやすくなったみたい。作者の好き嫌いがうかがえる?
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